イベントレポ
【レポ】10/3(金) ものづくり開発職体験セミナー
世にないものを開発する体験型セミナー
日時:10月3日(金) 18:30~
場所:まゆCafe
参加費用:無料
協力:株式会社ハーモテック(まゆCafeサポート企業)
17名の学生が参加しました。
まゆCafeサポート企業の「株式会社ハーモテック」様に協力をしてもらいました。
今回はそんな『開発職体験セミナー』のイベントの様子をお届けします!
1.大学での学びの活かし方を知る、ハーモテックの特許を知る
まずはじめに、今回は主にメカトロニクスを学ぶことの重要性についてレクチャーを受けました。
梨大のメカトロニクスコースは、電気電子、機械工学、情報工学、制御工学の4つを多角的に学ぶコースです。いわば工学部の詰め合わせのようなコースです。
複数の学問を学ぶことにより、ロボットのような複数学問の知識を必要とするものを理解できるようになります。
大学での学びが社会に活きることを学生も学べたことでしょう。
次に実際のロボットについて、ハーモテックさんが特許を取得している「KUMADE」をベースに説明を受けました。
やや難しい部分もあったかと思いますが、具体例を見ることができイメージを沸かせることができたのではないでしょうか。
2.大学院で研究をしている先輩の姿を知る
次に、実際に梨大の研究室で「KUMADE」をハーモテックさんと共同で研究している大学院生さんに登壇してもらいました。
これから研究者や開発者となるかもしれない学生に、研究することの楽しさや難しさを伝えてもらいました。
研究の成果がなかなか出ない、うまくいく方法がなかなか見つからない、といった壁はありますが、そこを乗り越えた時の達成感が良いと話していました。
中にはこれから研究室配属される3年生もおり、院生になったときの姿をイメージできたのではないでしょうか。
3.ローテーション自己紹介で自分をしっかり伝える
知識をインプットした後は、学生の番です。
今回は初の試みとして、ローテーション自己紹介を行いました。
2人1組となり、自己紹介とそのフィードバックを3分行う、これをローテーションしてすべての参加した社会人と行う、それがローテーション自己紹介です。
自己紹介では基本事項にプラスして、今自分の興味関心のあることを話してもらい、それに対して社会人がフィードバックし会話をするといったものです。
これにより、同じ内容を学生は話していても、社会人によって反応が違うため、様々な刺激を受けたことでしょう。
4.世にないものを開発する体験をしよう
ここからは今回のメインイベントでもある、新商品の開発体験です。
今回のテーマは「1万円でも買いたくなるハンディファン」です。
通常1000~2000円で購入できるハンディファンなので、1万円となると相当高価なものになります。
このテーマについて3人1組の小グループを作り30分間考えてもらいます。
ただし、1点「ブランドとコラボして希少価値を高める」ということは禁止にしました。
こうすることで簡単に付加価値をつけることができますが、世にないものを開発する体験という趣旨とは若干ズレてしまう為です。
さらにここからは飲食を解禁しました。
ただ話し合いをするのではなく、飲食を交えることでリラックスでき、意見を出しやすいからこそ良いアイデアが生まれるとハーモテック社長はおっしゃっていました。
5.新商品のアイデアをプレゼンしよう
考えた内容を3分でプレゼンしてもらいました。
ハンディファン特有の弱点である、手がふさがってしまう、充電がきれてしまうという問題を解消して価値を上げるアイデアもいれば、個人では1万円は買わないからBtoBで販売をするアイデアや、ライブグッズにサイリウム機能などをつけるという既存の機能を融合させるアイデアなど、さまざまなアイデアが出ました。
学生だからこそ柔軟な思考で出たアイデアはどれも素晴らしく、ハーモテック社長を始め、多くの社会人が感心しました。
また、先輩のプレゼン発表を見ることで、1年生にも良い刺激があったことでしょう。
6.飲食を交えた懇親会
最後に、お酒を含めた飲食を交えた懇親会を行いました。
このセミナー自体は開発体験のプレゼンで終了でしたが、ローテーション自己紹介の3分では足りなかった話などをして盛り上がっていました。
7.まとめ
開発職体験ということで、開発の第一歩である世の中にないアイデアを出すということを行った今回の体験型セミナー。
今回の経験を生かして、将来新しいものを開発するかもしれないと思うとワクワクしますね。
ご協力いただいた、株式会社ハーモテック様、今年も受け入れて下さりありがとうございました。
編集者からの一言:もっさん
最初お題を考えるときに3000円でもちょっと高いハンディファンに1万円の価値をつけるのは難しいのではないかと思いましたが、どのアイデアも1万円払う価値あるなと思わせてくるアイデアばかりで本当に感心しました。
将来ぜひワクワクするような新商品を開発したらテスターになるので、教えてくださいね!
投稿日:2025.10.10